平成18年4月より施行された障害者自立支援法は、障害者の就労による自立を強く求めるようになりました。知的障害者の就労は、十分な配慮と特別な支援が継続して必要なことや景気変動の影響を受けやすいなどから、就労の定着化が進みにくいというのが実情です。
 知的に障害を受けた人が、地域で安心して生活できるには、自分にあった仕事(自分にできる仕事)と安定した就労の場(職場)が必要です。
 今回東京都共同募金会様を通じNHK歳末助けあい運動の義援金配分金をいただき、使用済食用廃油再生燃料化装置を整備させていただきました。この装置を使ってバイオディーゼル燃料を生成する工程には知的に障害を受けた方たちが力を発揮できるさまざまな作業があります。 
 知的障害者の就労そして自立への一助を担えるよう有効に活用させていただきたいと思います。
NHK歳末助けあい運動義援金の
配分金をいただきました